20120628

Sweet Charity のダンスがなんだかすごい



先日パリに行った時に、装飾芸術美術館(Les Arts Décoratifs)で行われている「LOUIS VUITTON – MARC JACOBS」展を観て来ました。
タイトル通りルイ・ヴィトンとマーク・ジェイコブス、それぞれの世界観が照明を落とした2フロアに展開され、ファッションに疎くもちろん同社の製品を持ってさえいない私にとってもかなり見応えのある内容でした。
で、特に印象に残っているのが、マーク・ジェイコブスのフロアで真っ先に目に飛び込んできた"topsy turvy"と名付けられたコーナー。新旧取り混ぜた映画や音楽、アニメなどのクリップが壁一面を埋め尽くし、延々ループしています。
その中で見つけた、振付師/映画監督のボブ・フォッシーによる映画「Sweet Charity」からの一場面。私はてっきり古い映像に見せかけた最新のミュージッククリップか何かだと思ったので1968年の映画だと知って驚きました(フェリーニの映画「カビリアの夜」のリメイクというのもまったく知りませんでした)。なんなのこのセンス。カッコよすぎると思います。しかし、この振付けの練習初日、ダンサーたちも内心「まじかよ」なんて思ったりしなかったのでしょうか。

その他、ルイ・ヴィトンのフロアで流れていた「Louis Vuitton I」(by Christian Borstlap)という映像作品もとても素敵でしたよ。