20120819
ロシア語講座
なんとなく憧れつつも覚えようとしては挫折してきたキリル文字。
ブルガリアでさらに興味がわいたところにちょうど地元でロシア語の集中講座が開かれたので参加してみました。たった3回だったのでキリル文字と基本会話を数フレーズ習う程度に終わりましたが、これがとてもおもしろかったです。未知の単語をゆっくり一文字ずつ確認しながら「私今キリル文字読んでるよ!」と妙に感動してみたり。
しかし「ロシア語は表記通りに読めばよいので英語に比べると発音はずっと簡単です」と先生はおっしゃったけれど、例外が多すぎる。たとえばアクセントの位置で特定の文字の発音が変わったりするけれど、つまりアクセントの位置がわからなければ正しい読み方もわからないという。
あと、「クロアチア語と似た語彙も多そうなので覚えるのが楽かな?」と甘く考えていたのですが、この“似ているけれど微妙に異なる語彙”というのがくせ者で、クロアチア語の基礎さえまだできていない私は頭が混乱してしまいました。といっても、思ったほど似た語彙は多くなかったのだけれど。
ちなみに、日中の挨拶「こんにちは」。
クロアチア語だと、dobar dan ドバル ダン。
チェコ語だと、dobrý den ドブリィ デン。
ブルガリア語なら、добър ден ドバル デン。
これらが先日の旅行中ごっちゃになっていたところに、
ロシア語だと、добрый день ドーブルィ ヂェーニ。
うーん、やっぱり同時学習は無理ですな(脳の容量的に)。
ただこの講座のおかげでキリル文字に抵抗が無くなったので、これでもし今度セルビア(※)に行くことがあればだいぶ楽に過ごせそうな気がします。いや、そもそもロシアを旅行してみたい。忘れないように時々復習しようと思います。
※セルビア語はクロアチア語と文法・語彙・発音上は方言程度の違いしか無いけれど、表記がキリル文字(ロシア語のキリル文字とは一部違う文字あり)