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トルコ料理 [Cafetalkモニターレッスン #03]

Cafetalkでなんだかカッコよくマルチ言語モニターと銘打ってもらいながらも、3回目にしていきなりクッキングレッスンです。何がきっかけでその言語を学ぶかは人それぞれ、それならこんな入り口があってもいいと思いませんか。いや、実は私が単にトルコ料理が好きなだけです。すみません。今回のレッスンは、 トルコ出身・大阪在住のHirota先生の『トルコ料理 −クッキングレッスン Turkish Cuisine− Cooking Lessons!』。“トルコにはこんな日本人っぽい名前の人もいるんだー”と思ってたら、ご主人が日本の方だそうです。ですよね。



今日のメニューは、卵を使った家庭料理Menemen(メネメン)をリクエストしました。以前トルコ料理レストランでこれを食べたらシンプルな材料なのにえらく美味しくて、一度自分でも挑戦してみたのですがこれがどうにもイマイチで。ぜひとも本場の方に作り方を教えてもらいたかったのです。前日に送っていただいたレシピ(英語)にあえて手を付けることなく本番を待ちます。余談ですがGoogleでMenemenを画像検索すると、何故かEminemをおすすめされます。

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さて、時間はたっぷり60分。英語でも日本語でも、もちろんトルコ語でもレッスン可能なので、料理の腕だけでなく語学力を磨くのにもぴったりです。先生曰く“トルコに興味を持ってくれる人がいるのはうれしい”とのことで、地理、歴史、食べ物 etc.トルコについてのお話をあれこれ聞くことができました。元々旅行してみたい国だったので、私も興味津々。尽きない話題に、先生のトルコへの愛をひしひしと感じます(私の勝手な想像です)。それにしても、ByzantineやOttomanなど歴史好きの人が食い付きそうな単語を耳にする度に、世界史をちゃんとやっておくべきだったとつくづく思います。どんな外国語を学ぶにしても、その国の歴史や文化背景を知っていると面白さ倍増ですよね。

● ちょこっとトルコ語
で、一応言語レッスンモニターの端くれとして、トルコ語についても少し伺いました。
トルコ語と日本語が同じ言語のグループに属するとされていたことを皆さんご存知でしたか(※1)。そこで先生がちゃちゃっとテキストボックスに入力してくれたのはこんな文章。

Ben okula giderim. 私は学校に行く

benが私、okula は okul(学校)の変化形、そして giderim は動詞 gitmek(行く)の第一人称の形だそうです。これが「君は学校に行く」だと、Sen okula gidersin.  英語で散々、S+V!S+V!とにかくS+V!と叩き込まれて来た頭になんだか優しいこの語順。そしてこのトルコ語も、これまでのタガログ語やインドネシア語と同じく書いてある通りに読めばよいと教えてくれました。しかし、書いてある通りと言われましても、先生がいろいろ書いてくれたトルコの地名には、üとかöとかşとかğとか、アルファベットになんだかちょろちょろ付いたものが並んでます。ちなみに母音は8つあるそうですが、母音といえば、今日の主役のMenemen。私はメネメンと勝手に読んでいたのですが、先生の発音を聞くと3つめのeの音がどうも普通のエじゃありません(※2)。でもeには何の記号も付いていないし、いったいどんなルールがあるんでしょう。毎回言ってますが、曖昧母音苦手です。あと、私はてっきりMenemenという名前は食材や調理法に由来するものかと思っていたのですが、トルコの一地域の名前だそうです。そうだったのか。

※1 このウラル・アルタイ語族には諸説あるらしく、近年では大きく分類が変わっているそうです。興味のある方はぜひ調べてみてください。 ※2 後日先生からこんな説明をいただきました。「Men-e-men is in English like mɛn-ɛ-mɛn. But in Turkish to spell: メンエメン」実際の発音は、ぜひレッスンで!



● クッキングタイム
さて、いよいよメネメンに(先生が)取りかかります。いったいどんな風にレッスンが進むのか不思議だったのですが、この時だけご主人がカメラ担当として参加されました。なるほど。最初に一通り材料を見せてもらった後は、大変手際よく調理が進んでいきます。愛用のフライパンはトルコから一緒にやって来たそうです。この辺になると私の英語力ではもどかしいので日本語で質問していました。主な材料は卵、トマト缶(生トマトでもOK)、ピーマンととってもシンプルなのに、なんでこんなに美味しそうなんでしょう。今回のレッスンで学びました。私に足りなかったものは、バターの量と卵のかき混ぜ具合だと。この間にもメネメンのアレンジやその他の簡単なレシピ、トルコ流の普段の食事のことなどもいろいろ教えてもらいました。うわー、トルコ行きたい! というか、今すぐメネメン食べたい! ちなみにレッスンはちょうど昼前だったため、お腹が空いてたまりませんでした。予約時間帯要注意です。

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これをリアルタイムで見てるのはほんとたまらんです。右下の自分がどのキャプチャを見ても口が開きっぱなしで笑えました。



さて、空腹が限界に達したところで、最後にトルコ語のレッスンについて尋ねてみました。ビギナーから上級者まであらゆるレベルに対応可能、もちろんまったく知識ゼロの状態からでも大丈夫とのことですよ。トルコ語の教科書は日本語で書かれたものもありますが、先生のおすすめはすべてトルコ語のみで書かれた教材。それが上達への一番の近道だそうです。前回のインドネシア語でちょっとだけ鍛えられた私、チャレンジしてみたいかも。
この時いろいろなテキストや辞書を見せてくれる先生がものすごくいきいきしていて、大変かわいらしかったです(大人の女性に失礼ですが)。とにかく明るくて熱意あふれるHirota先生、トルコ&トルコ語に興味のある人も知識ゼロの人も楽しめること間違いなしの素敵な先生でした。いわゆる「勉強」は疲れるけれど、こういうレッスンなら何度でも受けてみたいものです。

▶〈Cafetalk〉特集:エキゾチックトルコ語
▶〈Cafetalk〉特集:おけいこ型オンライン料理レッスン特集


言語 英語/日本語/トルコ語
レッスン名 トルコ料理 −クッキングレッスン Turkish Cuisine− Cooking Lessons!
講師名 Hirota 先生
時間/料金 60分/2,500ポイント
体験レッスン なし


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〉Menemenに紛れ込むEminem。〈〉私の持っている唯一のトルコ食材、サルチャ。トマトペーストですが、そんじょそこらの日本製よりも激濃です。ティースプーン一杯のサルチャで、あなたの毎日の食事がトルコ料理に。ちなみにトマトはトルコ語でdomatesです。



(2014年2月6日追記)Hirota先生からイスタンブールの魅力炸裂の素敵なビデオを紹介してもらいました!やるな、トルコ航空。町並みに食べ物に伝統的な光景から今ドキな街遊びシーンまで、こんなの見てしまったらすぐに飛んで行ってしまいたくなりますよね。ああ憧れのサバサンド。宝くじ当たらないかな。


主役カップル(?)の幸せオーラが半端無くて打ちのめされそうになりましたが、なんとか持ちこたえました。この女の子かわいい。

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ビール二連発

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壁一面のメニュー黒板がいつ見ても素敵。

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ベルギーのトラピストビール、Westmalle Tripel。
濃いなーと思ったらアルコール度数9.5%。飲み過ぎ注意。

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インドネシア/マレー語 [Cafetalkモニターレッスン #02]

Cafetalkモニター体験2回目は、モロッコ在住Rozitah先生による Malay/Indonesian for Beginners。今回も遠い昔に5日程マレーシアを旅行したことがあるだけで、言語に対する知識はゼロ。しかも英語でのレッスンです。大丈夫か私。先生曰く、インドネシアとマレーシアで話される言葉はほぼ同じでほんの少しの違いしか無く、このレッスンはインドネシア語をベースに行われるそうです(※)。またこのレッスン最大の特徴は Virtual Classroom というオンラインのeラーニングシステムを使うということでしょう。まずはSkypeに送られてきたリンクURLをクリックしてWebブラウザに移動→自分のユーザ名を入力→オーディオの設定画面でいろいろ許可を求められるのでひたすらOK(ブラウザの設定によります、たぶん)して、ようやくClasroomに入室(?)です。すべて英語表記のためちょっともたついて先生に心配されたりもしましたがなんとか第一段階突破できました。



これがVirtual Classroomの画面です。左に大きく取られた部分がホワイトボードと教材の画面で(タブ切替)、右にテキストチャットスペースがあります。本来ならこれだけで通話もできるのですが、この日は運悪くサーバトラブルのせいで音声が使えず、結局 Virtual Classroom+Skype音声でレッスンを進めることになりました。ビデオカメラは使わないのでスッピンでも安心です。

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● 基本のあいさつ
ではさっそく教材を見てみます。

Selamat pagi.
Nama saya ___.
Siapa nama anda?

インドネシア語しか書かれていません。

英語の対訳は? 無いの? などと考える暇もなく、すぐさま最初のテキストが先生に読み上げられます。日本語に訳せば「おはようございます。私の名前は〜です。あなたの名前は?」といった超ベーシックなものですが、とにかく速い。私もがんばって後を追います。何度か繰り返し、息つく暇無く対話形式の応用編に移ります。ひたすらリッスン&リピートです。Rozitah先生は「何かわからないところがあればいつでも言って」と言ってくれましたが、先生の発音を聞く事とアルファベットの綴りを目で追いかけるのに必死で、尋ねる余裕が無いというより、理解する余裕が無いという感じ。頭でなく体で覚えるというのはこういうことでしょうか。口頭練習はなんとか勢いでついて行けますが、それと記憶力はまた別の話。ページが進んで穴埋め問題になるとさっと答えられずちょっと苦労しました。こんな感じで、上記のあいさつの他に、「元気ですか? apa kabar anda? 」「元気です  kabar baik / baik-baik saja」「ありがとう  makasih」を使ったやり取りを練習しました。

● 表記と発音
タガログ語と同じくラテン文字表記だというのはやはりありがたい。特別な文字(ひげみたいなのやら点々やらが付いたやつ)を使うのか尋ねてみましたがそういうのは無いそうです。ただ年輩の方の中にはアラビア語表記を使う人も多いそうで、“アラビア文字を一からネットで教えるのは大変よー”みたいなことを先生が言っていたような気がしますが、すみません、私アラビア語のレッスンも受ける気満々なのですが。とりあえずそのことは伏せておきました。
発音は基本的に書かれたアルファベットをそのまま読めばよいそうです。しかし、特に言われませんでしたが の音が時々日本語の「エ」とは違う、「エ」のような「ア」のような「ウ」のような「オ」のようなよくわからない音に聞こえました。曖昧母音はほんと苦手です。

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● 数字
次は数字を練習します。1から10までざっと目を通したと思ったらすぐに何も書かれていないホワイトボードに移り、“今から私が数字を書くからインドネシア語で読み上げるように”と。あわてて“5しか覚えてません!”と言ったら、“じゃあ5まででいいから1分で覚えてね”と優しいのか厳しいのかよくわからない答えが返ってきました。もう、必死です。1分間ぶつぶつ呟き続けて、いざテスト。おかげさまでクイズには全問正解できました。自分でも驚いたのが、次の日起きても、そしてこれを書いている今でもその1から5を覚えているということです。では披露します。
1 : satu/2 : dua/3 : tiga/4 : empat/5 : lima
ありがとう、Rozitah先生! ちなみに6から10は綴りも発音も難しそうなのが多いので、それらを1分で覚えろと言われたら脱落していたかもしれません。

● 名詞、これは〜です
写真のみを見ながら読み上げられるインドネシア語の反復練習後、予想通りすぐに“これは何?”と次々質問されました。全問正解して褒めてもらいましたが、もちろんカタカナでこっそりノートに書き留めておいたからこそ成し得た結果です。次のページで綴りを確認。写真 gambar や家 rumah などはさておき、外来語は「カメラ kamera」「 本 buku」「 テレビ televisi」など微妙に違えどすぐに意味を類推できるものもあれば、sandwich hamburger などそのまんまのものもあるようです。この後「インドネシア語でなんと言いますか? Apa ini dalam Bahasa Indonesia?」「これは〜です  Ini ___.」のやり取りを練習したところで時間切れとなりました。

こんな感じで、ものすごく濃い60分のレッスンを終えました。結局教材はすべてインドネシア語のみで書かれていました。なんだか高速道路を制限速度の倍のスピードでしかも自分の脚で駆け抜けたような気分です。インドネシア語に意識が集中していたせいか難しい文法説明も無かったせいか、「先生の英語について行けるかな」と心配したのはなんだったのかと思うぐらいあっけなく終わりました。よかった。レッスン終了後は、最初に送られたURLからいつでも録画された授業内容を復習することができますよ(最初に録画を希望するかどうか訊かれます)。



実はこのレッスンを受ける前、とても緊張してました。なぜかというと、Rozitah先生、ストイックな香りがぷんぷんします。経歴もさることながらレッスン一覧にはレベルの高そうなものがずらりと並び(私はIELTSが何なのかさえ知りませんでした)、英語初心者が受けられそうな「はじめての英会話」「気軽にチャット!」(タイトルはイメージです)の類のものが見当たりません。“ちょっとだけやってみたい”なんて軟派な態度で臨んだら怒られるのではないか、そもそも私の英語力に呆れられるのではないか etc. と不安は募るばかりでしたが、先生はよく笑い、何よりうれしいことによくほめてくれました。レッスン後のフィードバックでも発音がimpeccableだと書いてくれました。わーい。まあ、impeccableの意味がわからず辞書を引いた訳ですが。
レッスン中何度か“単語を一つずつ訳すより、とにかくまずは何回も読んで練習して”というようなことを言っていた(ような気がする)Rozitah先生。わかりました「Don't think! Feel!!」ですね(たぶん)! 何の言語であれ、先生に習ったら絶対倍速ぐらいで身に付きそうな気がします。

[参考]カフェトーク受講体験モニター奮闘記!motslog: タガログ語[Cafetalkモニターレッスン#01]

言語 インドネシア語
レッスン名 Malay/Indonesian for Beginners
講師名 Rozitah 先生
時間/料金 60分/3,900ポイント
体験レッスン あり(20分/0ポイント)


※Malay/Indonesianという言葉を日本語に直そうとしてふと思ったのが“あれ? マレー語とマレーシア語って同じ?”ということ。今調べてみるとマレー語はマレーシアの国語であるマレーシア語とほぼ同義だけれど、日本語で「マレー語」という場合はインドネシア語を含み得るのに対して逆はなく、マレーシアでの「マレー語」は国語のマレーシア語と自然言語のマレー語の両方を指し、またインドネシアでは「マレー語」といえばマレー人の話す地域言語という意味になる… マレーがゲシュタルト崩壊気味ですがなんとなくわかったようなわからないような。→ マレー語(Wikipedia)

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写真はマレーシアを旅行した時のものです。途中友人が日本語教師をしていた現地の日本語クラスにお邪魔したのですが、子どもたちにサインを頼まれたので自分の名前を書いて来ました。お土産に持参した漫画『DRAGON BALL』の巻頭にデカデカと。今頃どこか田舎の古本屋で『原作者のサイン付き!』などと盛大に勘違いされて売られていたらおもしろいのに。

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PRADA CANDY L'EAU



「PRADA CANDY」がなんとなく「羽賀研二」に聞こえませんか。
ウェス・アンダーソン好きです。

タガログ語 [Cafetalkモニターレッスン #01]

気がつけばあっというまに10月。やっと先日Cafetalkモニターレッスン第一回目を終えることができたのでご報告します。当選連絡からここまで時間が空いたのは、受講する順番をあれこれ練って(というか悩んで)いたからです。
最初に選んだのはタガログ語。一瞬どこの言葉だっけ?と考えてしまったほど馴染みがなく、何か知ってる単語は無かったかと頭を捻って唯一浮かんだのが、ハロハロ。ほんとに一からのスタートです。ちなみにフィリピンの言葉ですよ。



何かと不安な受講前。日本人講師のgosxi(ゴーシ)先生にレッスン前に何か準備や予習をしておいた方がよいのかと尋ねてみたところ「タガログ語というより、まずはフィリピンについて少しイメージを持ってもらえたら」と、こんな動画のURLを送ってくれました。



どうでしょう、このテンション。気分が高揚しませんか。思わずタガログ語を使いこなしてフィリピンを旅する自分を思い描いてみたり。妄想は自由です。



さて、レッスンは先生オリジナルの教材PDF(Word形式も選択可)に沿って進められました。当日頂いたのでプリントアウトせずに画面で確認しながら手元のノートにメモを取る…はずが、付いて行くのに必死で、後で見ると殴り書きがほんのわずか残っているだけでした。もう自分でも解読不可能。

● タガログ語について
最初にタガログ語と国語/公用語とされているフィリピノ語、フィリピン国内に数多ある言語やまたスペイン語や英語との関係などを簡単に教えてもらいました。歴史が言語を作るのだなと改めて実感。そして、このあと受講予定のインドネシア/マレー語とも少し似ているとのうれしい情報が。最初にタガログ語を選んだ私の選択に間違いは無かった。

● 発音と表記
下手するとアルファベットだけで1時間過ぎてしまうのではないかとドキドキしていたのですが、フィリピン語のアルファベットは私の知っている英語のそれとまったく同じ。そして母音は英語のように複雑でなく、単語の発音もほとんどは見たまんま読めばよいそうです。ありがたい。ここで、言語の壁が一段階低くなったような気がします。
幼稚園で『津軽海峡冬景色』を、また小学校で『君が代』を習った時、「つんがるかいきょおー」「きーみーんがぁーよーはー」としつこいぐらいに「んが」を練習させられたのですが、この経験あってかタガログ語の「nga」の発音をほめられました。何が役に立つかわかりません。

● 文法
サクサク進んで、あっというまに文法に辿り着きました。

〈あなたはフィリピン人ですか?〉
- フィリピーノ カ バ
- フィリピーノ バ カヨ
この2つの文章を最初に持ってくるあたり、さすが日本人の先生です。なかなかインパクトのある響きです。意味を尋ねたところ、「フィリピーノ」は見たまんま、フィリピン人。「カ/カヨ」は、あなた/あなた(複数or丁寧)。「バ(ba)」は疑問文に付ける語だとか。ということで、「あなた(方)はフィリピン人ですか?」だそうです。
ここで気付いたのが、英語のbe動詞に相当する単語が入っていないということ。えーーーーー、なんだかそれだけで“なんて学習しやすそうな言語なんだ!”と調子に乗ってしまいそうです。ただ、「カ バ」と「バ カヨ」で語順が変わっているので、もしかして語順もわりと自由なんですか? と訊いてみたところ、そうではなくちゃんとした規則に基づいてのことらしいです。そうですよね、そこまで甘くはありませんよね。

〈人称代名詞/はい・いいえ〉
このあと、私・あなたなどの人称代名詞を教えてもらいました。タガログ語では彼・彼女を明言しないそうです。また、「私たち」は話し相手を含むか含まないかで違う表現になるのだとか。こういうのを聞くだけで、“ああ、私今外国語を勉強してる!”と熱くなります。そして、基本中の基本「はい・いいえ」。丁寧な言い方だと「opo/hindi po」なのですが、この響きがとてもかわいい。ちなみに「はい」の普通の言い方の「oo」(いいえは hindi)は発音が“オー”ではなく“オオ”だそうで、ちょっと練習してみましたがこれがなかなか難しい。なので、とりあえず私はopoを使っとこう。

〈数〉
さすがに時間が足りないので、数は一覧表を見て終わり…といっても、なんだかやけに多い。と思ったら、同じ数でもなんとタガログ語と英語、スペイン語(フィリピン表記)の3通り覚える必要があるとか。この辺スペイン語既習者の人なら楽そうですね。

〈その他〉
「ある/ない」のmay/wala、否定の時に使うhindi、形容詞、いろいろな疑問詞、「もう1つ」のisa pa(isaは1)などを超駆け足で教えてもらいました。なんて充実度。

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というわけで、最初に受講の趣旨をお伝えしていたからか、とてもテンポよく1時間の授業とは思えない程いろいろ教えていただきました。日本語のレッスンじゃなかったら、きっと付いて行けていなかったことでしょう。このgosxi先生、Cafetalk掲載のプロフィールによると、多言語話者で現在7つめの言語に挑戦中(内訳聞くの忘れた)で日本語教師や翻訳をしながら現在エクアドルで音楽教師をしているという、なんだか只者じゃない感満載の方ですが、とても話しやすくまた教え方もさすがです。淡々とした口調でおもしろいことを突然言うので油断できません。

Ako si Mitta. Ako ang designer.
私の名前はMittaです。私はデザイナーです。(デザイナーはそのまま“デザイナー”でいいと聞いたけど、綴りもそのまま?)
上にも書いたように、なんだかフィリピン語の響きはかわいい。文法が今まで習ったことのあるどの言語とも違っていて、おもしろそう。最近フィリピン人講師による英会話レッスンを時々受けており、すぐに使える場があるというのも高ポイントです。ちょうどレッスンがあったのでもちろん披露してみました。ウケていただけたようで何よりです。opo。今まであまり馴染みのない国だったけれど、言葉を少し知っただけで距離が縮まったような気がします(元々そう遠くないんだけどね)。いつか チョコレート・ヒルを見に行ってみようかな。

言語 タガログ語
レッスン名 タガログ語 tagalog
講師名 gosxi 先生
時間/料金 60分/1200ポイント
体験レッスン あり(30分/500ポイント)

[参考]カフェトーク受講体験モニター奮闘記!

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〈左〉情けない程スカスカのこの日のノート 〈右〉タガログ語受講記念として、フィリピン料理のアドボを作りました。酢を使った煮物なんてすごく新鮮、美味しくて簡単。これは定番入り決定です。