20120126

「宇宙人ポール」を観てきました


おもしろかったー!と一言で片付けてしまいそうになる至極王道なストーリー。ただそれだけじゃすまないのが、味のある登場人物の面々。どの人も濃すぎて、実は主人公2人が一番普通な常識人ではないかという。有名映画のパロディやオマージュは所々しかわからなかったけど、知らなくても置いてけぼりにされずに(ここ大事)、笑ってホロリとしてまた笑って存分に楽しめました。私もクリンゴン語を勉強してみたいものです。
ところで、創造論を妄信する超保守派のクリスチャンが滑稽に描かれているとあって、海外での掲示板では気分を害した人の投稿がかなり見られるそうです。以前米国人の半分近くが進化論を否定しているという記事を読んだ時には顎が外れそうになりましたが、この数字は現在どうなっているんでしょうね。宇宙の謎とおんなじぐらい訳がわかりません。

20120114

鏡開き


今日は私の住むマンションの恒例行事のひとつ、鏡開きの日。
館内放送で招集がかかり、ロビーでぜんざいがふるまわれます。
他の行事にはひとつも参加したことないのにのこのこもらいに行くのは少々気が引けるのですが、小豆の誘惑には勝てませんでした。
ちなみに年間行事には懇親会・プール開き・芋掘りなどのある、なかなかアットホームなマンションです。

20120112

写真整理中

写真データをすべてFlickrにアップロードしようと先日からちょこちょこ作業しています。
これまでずっと写真はiPhotoに放り込んであとはほったらかし。せっかくのiPhotoの「人々」や「撮影地」や「キーワード」などの機能もほとんど意識して使ったことがなかったのですが、後々のことを考えるとちょっとは整理しておいた方がいいのかなとちょっとあれこれいじってみました。


私的には顔認識はどっちでもいい機能なのですが、この認識精度の高さは笑えます。
しかしやはり「イベント」という概念にはまだなじめません。イベントとは写真を取り込んだ日付で勝手にグループ分けしてくれる機能で、統合・分割も自由にできるので、どんな括りで1つのイベントにするかは使う人次第… となったら以前からあった「アルバム」機能でいいじゃん、と思うのですが、これは私がまだ使い方をよく理解していないからでしょうか。
ちなみにiPhotoに付いてるFlickrとの同期機能ではなく、Flickr Uploadrでちまちま上げてます。「同期」にしてしまうと、何かあった時に両方のデータを消してしまいそうでなんとなくこわいから。考え過ぎですかね。
Lifehacking.jpさんのこの記事で見つけたPictSyncというのもかなりよさそうでしたが、「非常に便利な PictSync ですが、もともと同期を考えて作られたわけではない Flickr と iPhoto の二つの同期を行っている以上、一つ間違えると面倒なことになりかねません。ベータ版のアプリであることを念頭に、自己責任でお取り扱い下さい!」という文章に怯えて結局とりあえず手作業で。現在やっと2006年半ばの写真まで整理完了。道のりは長い。

それにしても、サムネイルが普通に表示されているので気付かなかったのですが、久々に数年前のデータを開いてみると結構な数のファイルが破損していてショックです。取り込んだ時は確かに大丈夫だったのに。 iPhotoからオリジナルファイルを書き出してみて、無事なものは再びiPhotoに取り込んで表示が壊れているものと差替えてますが、あーめんどい。 書き出してみてもダメなものは、もう無理ですよね。残念。

20120108

わたしの手帳

数年前まで手帳はQUO VADIS一択で、かれこれ10年以上使ってました。
しかし (1)iPhoneを手にしてからMacの純正カレンダーiCalを使う比重が増えた (2)打合せもメールでのやり取りで済むことが多くなって外出する機会が減った (3)そもそも仕事の量自体減少気味 という訳で、手帳の出番は少なくなる一方。それに、忙しい時はぎっちり書き込んでスペースが足りないぐらいなのに、暇な時は真っ白なページが延々続く。レイアウトが決まっている以上仕方ないことですが、もう少しフレキシブルにならないかなーと思ってたのです(システムノートは苦手なので除外)。

で、貧乏くさいと言われながらも、2009年から手帳は手作りしてます。
今日もやっと2012年分を作りました。


Illustratorで作った必要なパーツをプリントアウトしてカットします。


ベースはMoleskineのカイエです。Amazonで買うと安いです。カバー(トラベラーズノートのパスポートサイズ)にあわせて上部をカットします。トラベラーズノートのノート(ややこしい)を使えば早いのですが、紙質があまり好みじゃなかったのでこの手を選びました。カットするたびに少々罪悪感を覚えるのが難点ですが、この切り取った上部は単語帳として使えそうなので再利用すればそんな気持ちも薄れるかもしれません。やったことないけど。


表紙裏に年間カレンダーを、その右に年間月別フリースペースを。大きな予定が決まってる時や目標等があればここに書いておきます。


その次にマンスリーカレンダーを貼付けます。数字が濃く見えますが実際はもうちょっと薄い色なので、この上からガンガン書き込みます。


月ごとの仕事やTo Do、買い物リストを書き込むページ。これは今年初めて作ってみました。


その後はフリーに書き込めるスペースです。1カ月分が終わったところで、また次の月のカレンダーを貼付けます。メモスペースの増減が自由なので無駄がありません。
※常に次の月のカレンダーは挟んだだけの状態で一緒に持ち歩いてます。


カバーにセットして完成。昔Moleskineのオマケについてきたおっしゃれーな厚紙が、メモを取る時に定規にしたり見られるとまずい書き込みを隠したりと大活躍。


書き込んだらこんな風。しかしサイズがかなり小さいので極細ペン必須です。私は元々書き込みが少ないので今のところ年1冊ですんでます。旅行や打合せに行く時など、何も貼付けてないカイエをもう1冊挟んでおくこともあります。


使っているうちにどんどん分厚くなっていきます。貼付けが適当ではみだしまくってますがそれもまた一興。

20120107

今頃 BONNE ANNÉE 2012


頼んでいたハガキの印刷が上がってきました。
ここ数年自分の年賀状制作が間に合ったためしがなく、年が明けてから寒中見舞いという形で出してます。ズボラさここに極まれり。
でも今年のデザインはもろ年賀状になってしまいました。
ちなみになぜフランス語かというと、NとEが多くて描くのが楽だったからです。

20120105

「タンタンの冒険」を観てきました

スクリーンで映画を20回観ようと決めた2011年。
6月に11本めを達成した時に「今年はいける」と気がゆるんだのか、その後半年で結局1回しか映画館に足を運びませんでした。
2012年は無理なく15本ぐらいに目標設定しておこうと思います。




で、今年の1本目は「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」。待ちに待ったタンタンの映画化です。とはいえポスターを初めて目にした日(5月)から公開までの期間が長過ぎて、ふと気づけば公開終了まで残すところあと2日ではありませんか。そもそもいつのまに始まってたんだ。明日は仕事初め、今日を逃したら後が無いとわかっているもののどうも今ひとつ乗り切れません。吹替版のみの上映ということもありましたが、最大の原因は、予告編で見たタンタンの顔が好みじゃないから。だんだん最初に書いた“待ちに待った”の言葉が嘘っぽくなってきましたが、レビューサイト等で星の数のみ薄目でチェックして全体的に高得点であることを確認して、やっと出かけることにしました。
いざ始まってみると、オープニングのタイトルバックのアニメーションが秀逸で、曇り気味だった気持ちもグンと上向きに。「こりゃいいかも」と思ったのですが、スケッチブックに描かれたタンタンから本人にアングルが移動した瞬間「やっぱり無理かも」と。
スノーウィーはよかった。いい動き。ハドック船長は… こちらもどうも馴染めない。鼻か? あの丸くてでかい鼻が駄目なのか? スノーウィーの活躍と羊皮紙を巡ってのカーチェイスシーンは実に見事でアニメならではの出来だったと思うのですが、全体的に“実写か普通のアニメのどっちかでいいんじゃ?”というのが正直な感想です。ストーリーもどうも盛り上がりに欠ける気がして、それならいっそのことB級感のぷんぷん漂う実写版「タンタンと水色のオレンジ」(1964)の方がまだ、私にとってのタンタンの世界に近い気がするのです。スピルバーグもジェイミー・ベルもピーター・ジャクソンも嫌いじゃないのに。
私は結局タンタンの物語よりもイラストレーションのファンだったんだな、と再認識させられた次第です。そもそも「めざすは月」と「月世界探検」は大好きですが、それ以外は数冊しか読んだことありませんでした。すみません。とはいえ次作が公開されたらそちらもまた観てみたいと思います。それまでにタンタンの顔にも慣れるかもしれないし。