20130113
「ホビット 思いがけない冒険」を観てきました
「実に毛深い映画だ」 ー ピーター・キング(『ホビット』ヘアメイクデザイナー)
ようやく映画『ホビット 思いがけない冒険』を観てきました。なんだか近所の映画館では早々に打ち切られそうな気配が濃厚だったので少々不安だったのですが、そんな心配もどこへやらのおもしろさでした。それどころかロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)よりも美術やヘアメイクがグレードアップしてるような。前3作をDVDで済ませたことをとても後悔していたので、今回スクリーンいっぱいに映し出された迫力のセットや大自然に大満足です。
で、冒頭に引用したピーター・キング氏のコメント(ホビット通信 ビデオログ第8弾より)。この映画の感想はまさにこの一言に尽きるのですが、実は私とうとう最後までドワーフ13人全部は覚えられませんでした。顔と名前が一致する人・しない人、それどころか帰ってから調べてやっと「こんな人いたっけ?」と再認識した人まで。ちなみに存在が頭から抜けていたのは、ドーリ、オイン、グローイン、ビフールです。これはぜひともじっくり13人の見分け方を勉強してからもう1度観に行って、それぞれの活躍ぶりを確かめてみたいものです。それにしても、ドワーフといえばLOTRのギムリのようなタイプばかりかと思っていたので、トーリンやキーリのようなすらりとした男前系もいるのかと驚きました。そりゃ若手もいますよね(女性や子どもも出てきましたね)。でも小っこいんですよね。あの顔で。小っこいといえば、初めてLOTRを観た時も予備知識が無かったので、最初のフロドとガンダルフの場面で「へー、イライジャ・ウッドってかなり小柄なんだー」と呑気に思ってました。小柄にも程がある。
話がそれましたが、旧作メンバーも登場したし、このまま見せ場が無いのではと心配になったビルボもちゃんと活躍したし、戦闘シーンはあいかわらずカッコいいし(ちょっとえぐかったりするけど)、見所てんこ盛りでした。どんなにベタな展開も、この映画なら許せてしまう不思議。さっそく次作が楽しみなのですが、次が今年の年末、最終作が来年夏って…。
ちなみに3Dでの鑑賞だったのですが、ここ1年でぐっと乱視が進んだせいか目の焦点が合いにくくてちょっと疲れてしまいました。疲れたせいか、駐車場まで行って車に乗り込むまで3Dメガネをかけたままなことに気付きませんでした。今度は絶対2Dにしようと思います。